C#の構文ルールまとめ!セミコロン・中カッコなど初心者が最初に覚えるべきポイント
生徒
「C#って初めて触るんですけど、何から覚えればいいですか?」
先生
「最初に覚えるべきなのは、C#の基本的な構文ルールです。構文というのは、C#という言語を使うときの書き方のルールのことですね。」
生徒
「ルールって難しそうですが、どんなものがあるんですか?」
先生
「大丈夫、簡単なものから覚えればOKです。今回は、セミコロン、中かっこ、コメントなど、プログラミング初心者が最初に理解しておくべき基本ルールをわかりやすく説明していきますよ。」
1. セミコロン(;)とは?
C#(シーシャープ)では、1つの命令(処理)を終わらせるときに「セミコロン(;)」を使います。これは、日本語で言うと「。」のような役割です。
例えば、以下のように書きます。
Console.WriteLine("こんにちは!");
このように、Console.WriteLineという命令の最後に必ず「;」をつけることで、「この命令はここまでですよ」ということをコンピューターに伝えます。
セミコロンがないと、エラーになりますので、忘れないようにしましょう。
2. 中かっこ({ })の使い方
次に大事なのが中かっこ({ と })です。中かっこは、複数の命令をグループとしてまとめるために使います。
例えば、if文という条件の命令の中に、2つ以上の命令をまとめたいときに使います。
if (true)
{
Console.WriteLine("これは条件がtrueのときに実行されます。");
Console.WriteLine("この行も同じく実行されます。");
}
このように、{ と } の間に入っている命令はセットで動きます。
日本語で言うと、「このカッコの中が、条件に当てはまったときに実行する処理です」というような意味になります。
3. コメントの書き方
コメントとは、プログラムの中に書く「メモ」のようなものです。コンピューターには無視されます。
コメントを書くことで、プログラムが何をしているのか後で見たときにわかりやすくなります。
C#では、2つの方法でコメントが書けます。
行コメント(1行だけ)
// これは1行コメントです
Console.WriteLine("こんにちは");
ブロックコメント(複数行)
/*
ここから複数行のコメント
この部分も無視されます
*/
Console.WriteLine("こんにちは");
コメントは、プログラムの理解を助ける大事な道具なので、積極的に使ってみましょう。
4. スペースやインデントの使い方
コンピューターにとっては、空白(スペース)や改行は基本的には関係ありません。でも、人間が読みやすくするために、きれいに揃えて書くことが大事です。
例えば、次の2つのプログラムは同じ意味ですが、下の方が読みやすいです。
読みにくい例
if(true){Console.WriteLine("こんにちは");}
読みやすい例(インデントあり)
if (true)
{
Console.WriteLine("こんにちは");
}
このように、中かっこの中は1段下げるようにすると、プログラム全体が見やすくなります。これをインデントといいます。
5. 大文字と小文字は区別される
C#では、大文字と小文字は別のものとして扱われます。たとえば、Consoleとconsoleは、全く別のものとして見なされます。
よくあるミスは、Console.WriteLineをconsole.writelineと書いてしまうことです。これはエラーになります。
Console.WriteLine("正しく書かれた例");
console.writeline("間違った例"); // エラーになります
単語の最初は大文字にするものが多いので、公式な書き方をよく見るようにしましょう。
6. 括弧(かっこ)の種類に注意
プログラミングでは、いろんな種類のかっこが出てきます。それぞれ意味が違います。
- 丸かっこ( ):命令に必要な情報を入れる。例:
Console.WriteLine("こんにちは"); - 中かっこ({ }):処理のグループをまとめる。例:
if文など。 - 角かっこ([ ]):配列などで使う。まだ今は出てこないけど、今後使います。
それぞれの使い方を混同しないようにしましょう。
7. コードの実行例と結果を見てみよう
最後に、これまで学んだ構文ルールを使った簡単なプログラムを紹介します。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
// あいさつを表示する
Console.WriteLine("こんにちは、C#の世界へようこそ!");
}
}
実行すると、次のような結果が表示されます。
こんにちは、C#の世界へようこそ!
このように、C#のプログラムは「セミコロン」「中かっこ」「コメント」「インデント」などを正しく使って書いていきます。
まとめ
C#をはじめて学ぶ方にとって、まず理解しておくべきなのが構文ルールです。構文とは、C#というプログラミング言語を使うときの「決まりごと」のことで、いわば文章でいう文法のようなものです。
今回の記事では、初心者が最初にぶつかりやすい「セミコロン」「中かっこ」「コメントの書き方」「スペースとインデントのルール」「大文字と小文字の区別」「かっこの使い分け」など、プログラムを書くうえで絶対に欠かせない基本を一つずつ丁寧に紹介してきました。
たとえば、C#では1つの命令を終えるときは必ずセミコロン(;)で区切る必要があります。これは日本語の「。」のような役割を持っており、省略するとプログラムは正しく動かずエラーになります。
また、中かっこ({ })で処理をグループ化し、インデント(字下げ)を使って見やすく整理する習慣を身につけることで、複雑なプログラムでもミスを減らせるようになります。
さらに、コメント(//や/* */)を適切に使うことで、プログラムの意味を将来の自分や他人に伝えやすくなり、保守性も高まります。初心者のうちから「コメントを書くクセ」をつけておくと、あとでとても役に立ちます。
C#では大文字と小文字が区別されるため、Consoleとconsoleは別物として扱われます。細かな違いですが、書き間違えただけでエラーになることも多いので注意が必要です。
最後に、今回の内容をすべて活かした簡単なC#のプログラムを下記にまとめてみました。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
// ユーザー名を設定
string name = "田中";
// 条件付きで挨拶する
if (name == "田中")
{
Console.WriteLine("こんにちは、" + name + "さん!");
}
else
{
Console.WriteLine("こんにちは、ゲストさん!");
}
}
}
このサンプルコードでは、文字列変数nameを使って名前を設定し、それが「田中」であれば特別なあいさつを、そうでなければ汎用的なあいさつを表示する仕組みになっています。
if文や{ }、;、そしてコメントなど、今回学んだ構文ルールが実際のコードでどのように活かされるのかがよく分かる例になっています。
プログラミングを学ぶうえで最初のステップは、「書き方」をしっかりと覚えることです。英語で言えば、文法を学んでから文章を書くように、C#でも構文を正しく理解することで、自信をもってコードが書けるようになります。
今後さらに進んだ内容(変数、型、繰り返し処理、メソッドなど)を学んでいくためにも、今回の構文ルールの理解はとても重要な土台になります。焦らず、しっかりとルールを体に染み込ませていきましょう。
生徒
「最初は構文のルールって難しそうだと思ったけど、ちゃんと意味が分かれば整理しやすくて安心しました。」
先生
「そのとおりですね。セミコロンや中かっこの役割が分かってくると、自然とコードも書きやすくなりますよ。」
生徒
「コメントもただのメモかと思ってたけど、大事な情報を残せるってわかって、使っていきたくなりました。」
先生
「コメントは後で見直したときにもすごく役立ちます。コードを見て意味が思い出せるようになるので、どんどん書いていきましょう。」
生徒
「インデントとか大文字小文字のルールも気をつけます。少しずつ慣れてきたかもしれません!」
先生
「素晴らしいですね。その調子で、次のステップも安心して進んでいきましょう。」