C#のデリゲートのパフォーマンス最適化ポイントをやさしく解説!初心者でも理解できる基本と考え方
生徒
「C#のデリゲートって便利そうですが、処理が遅くなったりしませんか?」
先生
「デリゲートは便利ですが、使い方によっては動きが重くなることがあります。」
生徒
「初心者でも、速く動くように気をつけるポイントはありますか?」
先生
「あります。基本的な考え方を知っておくだけで、無駄な処理を減らせますよ。」
1. C#のデリゲートとは何かをおさらいしよう
C#のデリゲートとは、「メソッドを入れて持ち運べる箱」のような仕組みです。 普通はメソッドを直接呼び出しますが、デリゲートを使うと「あとで実行する約束」として メソッドを変数に入れることができます。
プログラミング未経験の方は、リモコンを想像してください。 ボタンを押すとテレビが動きますが、ボタン自体は「どのテレビか」を覚えています。 デリゲートも同じで、「どの処理を動かすか」を覚えている存在です。
C#ではデリゲートやラムダ式を使うことで、コードが短くなり、読みやすくなります。 ただし、便利な反面、何も考えずに使うとパフォーマンス、つまり 処理の速さに影響が出ることがあります。
2. パフォーマンスとは「処理の速さ」と「無駄の少なさ」
パフォーマンスとは、プログラムがどれだけ速く、無駄なく動くかを表す言葉です。 パソコンでいうと、「ボタンを押してすぐ反応するかどうか」がイメージしやすいでしょう。
デリゲート自体はとても高速ですが、 何度も作り直したり、必要のない場面で使ったりすると、 少しずつ無駄な動きが増えていきます。 初心者のうちは「なぜ遅くなるのか」を知ることが大切です。
3. デリゲートを何度も作らないことが最適化の第一歩
デリゲートは作るたびに、新しい箱を用意するようなものです。 何度も同じ箱を作ると、その分だけ時間がかかります。 これは現実世界で、毎回新品の道具を買ってから作業するようなものです。
同じ処理を何度も使う場合は、 デリゲートを一度だけ作って使い回すことで、 無駄な処理を減らすことができます。 これだけでも、C#のデリゲートのパフォーマンスは安定します。
4. ラムダ式を使うときの注意点
C#ではデリゲートと一緒にラムダ式
ただし、毎回その場でラムダ式を作ると、 そのたびに新しいデリゲートが生まれます。 頻繁に呼ばれる処理では、 あらかじめ用意したデリゲートを使う方が パフォーマンス的に有利な場合があります。
5. メソッドを直接呼ぶか、デリゲートを使うか
C#では、デリゲートを使わずに メソッドを直接呼ぶ方が少しだけ速いです。 これは、間にクッションがない分、すぐに処理できるからです。
しかし、速さだけを優先すると、 コードが読みにくくなったり、 後から変更しづらくなったりします。 そのため、「何度も実行される場所」だけを意識して、 デリゲートの使い方を考えるのがポイントです。
6. ActionやFuncを使うときの考え方
C#にはActionやFuncという、 あらかじめ用意されたデリゲートがあります。 これらを使うと、コードがすっきりします。
パフォーマンスの面では、 自分でデリゲートを定義しても、 ActionやFuncを使っても、 大きな差はありません。 そのため、初心者のうちは 「読みやすさ」を優先して問題ありません。
7. デリゲート最適化で大切なのは考え方
C#のデリゲートのパフォーマンス最適化で 一番大切なのは、 「本当に必要な場所で使っているか」を考えることです。
難しいテクニックよりも、 無駄に作らない、同じものを使い回す、 何度も呼ばれる処理に注意する、 こうした基本を守るだけで、 十分に速く、安定したプログラムになります。